カーメン・マクレエは超有名ジャズシンガーですが、元々はピアニストだったということを、実は最近初めて知りました
そんなカーメンの弾き語りアルバムがあるという情報をジャズ喫茶においてあった本で読み、先月のピアノレッスンでも「参考にするといいよ」と師匠に教えてもらったのがこのアルバム
ただし「あまり出回っていないのでなかなか手に入らないかも。見つけたら絶対買い!」と言われて探した結果ヤフオクでなんとか手に入れたのがこのLPでした。
1973年に来日したカーメンが渋谷でのステージを終えてからの、新宿DUGというジャズバーでライブレコーディングされたというこの音源。
当初、カーメンと一緒に来ていたピアニストの伴奏でアルバム制作されるはずだったのですが、
Victorのプロデューサーがカーメンに粘り強くお願いして叶ったという全編弾き語りのなんとも貴重なアルバムです
さて、さっそく聴いてみようにも家にはレコードプレーヤーがないのでした
しばらく大切に飾った後、やっと初めて聴くことができました@BAR takeya
マスター綾部さんのおかげで最高の環境で鑑賞することができました。
カーメンの歌声が呼吸や息遣いとともに生き生きと感じられ、何より感動したのはピアノの一音一音の素晴らしさでした。
決して饒舌ではなくしかしそれがまたなんとも心地よく、カーメンがすぐ近くにいて語りかけられているような…そんな感動的な気持ちを味わいました
LPはこのままBAR takeyaに置かせてもらうことになりました。
マイボトルならぬマイLPです
次はB面を聴くのを楽しみに、また近く訪れようと思います
Carmen McRae (p,vol)
Produced by Tetsuya Shimoda
Engineer : Tamaki Bekku
Recorded live at The Jazz Club DUG, Tokyo, November 21, 1973
As Time Goes By Carmen McRae Alone Live At The Dug