【皿と絵】2023夏休み 9/9-10 直島編③-2

【2023夏休み☀️ 9/9-10 直島編③-2】

瀬戸内の海景を一望できる小高い丘にありながら、建物のほとんどが地中(地下)に埋められるように建設された『地中美術館』

施主である福武總一郎氏が「建築については、人間の心や精神の大切なところが表には出ないように、外から見えないものにしたい」と考え、設計を安藤忠雄氏に依頼したものです。

館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3名の作品のみが恒久展示されています。

福武總一郎氏がモネの描いた2×6メートルの『睡蓮』を購入したことをきっかけに、どのように『睡蓮』を魅せるか、作品と空間を一体化させるかの検討が重ねられました。

また、モネ担当のキュレーター秋元雄史氏、ジェームズ・タレル氏、ウォルター・デ・マリア氏らによって、この美術館以外では見られない、成立しない場所限定的(sight specific)な作品の構想が練られ、作成〜設置に至りました。

地下にありながら館内はほとんどが自然光のみで照らされており、時間や天候によって作品の見え方が変化するのが最大の特徴ではないでしょうか。

いつ来てもその瞬間にしか味わえない作品の表情を感じることができる場所です。

オンライン予約制なのでゆったりと鑑賞できます。

写真はお庭、エントランス付近、写真撮影がOKなエリアの建物の一部、バスからの風景、ホテルの部屋からの風景などです🌿